顔認証関連銘柄とは

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顔認証とは人間の体の特徴を利用するバイオメトリクス認証の一種で顔認識技術を用いて個人を認証するシステムの事を言います。

顔認証はあらかじめサーバに保存されている個人の顔のデータと認証中の顔のデジタル画像とを照合し本人確認を行うものですが、今後空港やライブコンサートなどでの需要拡大が大きく見込めると想定されます。また入退室の管理、電子商取引への応用も考えられ、今後株式市場においても、注目されるテーマとなるでしょう。

顔認証関連の需要は今後爆発的に増える

2020年までに出入国審査に顔認証を導入

政府は東京五輪・パラリンピックを開く2020年までに、全国の主要空港に機械で顔を識別して本人確認するシステムを導入し、日本人の出入国審査を原則として無人化する方針だ。日本人の審査を効率化する分、大幅に増えている訪日外国人向けに入国審査官を重点配置し、審査の待ち時間短縮とテロ対策の強化につなげる。

※日経新聞より引用

また16年度から実用機の開発をはじめ、17年から順次導入する予定となっており今後顔認証関連銘柄が注目を浴びるのは必死でしょう。既に世界では英国やオーストラリアなどが導入しており、訪日外国人の受け入れ環境の整備は「必須の課題領域」と政府が掲げているだけにここから一気に加速していく事に期待出来ます。

顔認証のメリット

セキュリティの向上

指紋認証などは偽造される可能性が指摘されておりますが、顔認証は3Dで立体的に識別される事や本人の顔を象って作成した顔でも認証されないという結果が出ており、偽造がされにくくセキュリティーの向上に繋がると言えます。

利便性の向上

ハンズフリーで照合できる為、障害者や車椅子の方がそのまま通過する事が出来ます。

受け入れられやすい

顔による認証は、人間が相手を識別する際に日常的に行っている行為であり、顔認証は生体認証の中でも最も自然で抵抗が少ないものと言われております。

顔認証のデメリット

プライバシー情報の流出

顔認証で個人を特定する事が出来るようになりますので、そのデータの管理はとても重要になります。また日本は欧州等に比べて法規制は後進的と言われております。プライバシー保護法制の整備や第三者機関の設置など、ここから解決しなければいけない問題が山積みしていると言えるでしょう。

顔認証関連銘柄の本命

サクサHD【6675】

情報通信やセキュリティ機器、画像領域を融合させたシステムなどを企業や学校などで展開している会社です。同社は2014年に行われた羽田、成田両空港で行われた実証実験に参加している事から顔認証関連銘柄として最も知名度の高い会社と言えます。また時価総額も低く、値動きが軽い事からも材料が出た際には一気に買いが向かいやすく同社が顔認証関連の本命銘柄と言えるでしょう。

顔認証関連銘柄

モルフォ【3653】

スマホ向けの画像処理ソフトのロイヤルティ収入が柱の会社です。同社は自動運転関連として個人投資家から人気の高い銘柄となっておりますが、「FaceSolid」と呼ばれる顔検出、顔パーツ検出機能を持つ組み込みソフトウェアを開発しております。

グローリー【6457】

硬貨や紙幣処理機で国内シェア5割強を誇る会社です。同社は顔認証システムを手掛けており、このシステムがハウステンボスの最新スマート宿泊施設「変なホテル」全室に採用された実績もあります。これによりホテルの入室をキーレスで行う事が出来、宿泊者の利便性、コスト削減に大きく寄与するとの事です。また同社の顔認証技術は世界トップレベルとの声も高く、今後の需要拡大に期待大と言えるでしょう。

ダイコク電機【6430】

ホール向けコンピュータシステムの最大手です。またパチンコ、パチスロ向けユニット製造も主力の会社です。同社はパチンコ向けの製品で顔認証システムを手掛けております。

ユビテック【6662】

紙幣識別センサーと車載機器、ビル省エネ装置が柱の会社です。同社は生体認証モジュールを開発、製造している事から関連銘柄として目が離せない会社と言えるでしょう。

テラプローブ【6627】

半導体のテスト工程等の受託がメインの会社です。同社は世界最小の顔認証モジュールである「TeraFaces」の販売を2015年に開始しており、今後の需要拡大に大いに期待出来る会社と言えます。小型機器にも高性能の顔認証モジュールを容易に搭載できる事から入退場管理などのセキュリティ分野のみならず、福祉、介護分野やロボットにも応用可能な事から関連銘柄の中でも注目の銘柄と言えるでしょう。

NEC【6701】

通信インフラ設備で国内首位の会社です。顔認証技術に注力しており、国内外で展開しております。同社の顔認証技術は精度、速度共にナンバーワンである事からも幅広い分野での使用が想定されます。現在では出入国管理、国民ID等の国家レベルのセキュリティ管理、PCアクセル認証、入退室監視、またエンターテイメント分野にも使用されており、顔認証関連銘柄の筆頭銘柄と言えるでしょう。