遮熱性舗装関連銘柄とは

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遮熱性舗装とは、ヒートアイランド対策を舗装面からアプローチした工法になります。2020年の東京五輪では猛暑の中で開催される事が予想され、国が全面的に道路整備を後押しをする事から国策と言っても過言ではないでしょう。

遮熱性舗装関連銘柄とは遮熱性舗装の技術を持っている上場企業の事を指します。

注目のきっかけは報道

遮熱性舗装関連が注目されるきっかけとなったのが以下の記事だと推測されます。またリオ五輪が閉会した事も大きいでしょう。

『国土交通省は2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて道路の熱さ対策に乗り出す。路面の温度を下げる効果がある舗装をしたり、木陰ができるように街路樹を配置したりする。東京五輪は真夏の開催となり、公道で実施するマラソンや競歩などへの影響が懸念されている。滑りにくさにも配慮した選手にやさしい道路整備を進める。

9月に主要な対策を取りまとめ、年度内にも工事に着手する。

想定するのは特別な舗装によって温度の上昇を抑える手法だ。国交省の調査では、晴天時に通常の舗装に比べて4~9度ほど路面温度を下げる効果がある。

水をまかなくても温度を下げる効果がある遮熱性舗装を積極的に取り入れる。コストは通常の舗装の1.5倍程度で済むという。

道路の緑化も温度を下げる効果があり、競技を観戦する観客の暑さ対策にもなる。既存の街路樹を刈り込む頻度や方法を工夫して、木陰ができるようにする。道路の照り返しを避ける舗装や、雨の時でも滑りにくい形状も検討する。

東京五輪は7月24日から8月9日の予定で、マラソンは女子が8月2日、男子が8月9日の実施を予定している。』

※日経新聞電子版より引用

遮熱性舗装関連銘柄の本命銘柄

日本興業【5279】

コンクリ2次製品の大手企業です。主力は土木関連ですが、舗装材にも強みを持っております。同社はランドサーマスという遮熱性舗装ブロックを取り扱っている事から関連銘柄として注目を集めた企業になります。このランドサーマスは日射による蓄熱を押さえ、ブロック表面の温度上昇を低減する事が出来ます。時価総額が小さく、値動きが軽い事から短期資金が向かいやすく今回の材料で真っ先に買いが向かった事から同社が遮熱性舗装関連銘柄の本命銘柄と言えるでしょう。

遮熱性舗装関連銘柄

三井住建道路【1776】

道路関連の中堅企業です。三井住友G関連工事がメイン。同社は保有技術である遮熱性舗装(サンクールR)、保水性舗装(サンクールW、サンエスウッドFR)の施行を通じて、ヒートアイランド現象を抑制、緩和する事が可能で遮熱性舗装関連銘柄として注目しておくべき銘柄の一つと言えるでしょう。また東京都内で既に実績がある事も好材料と言えそうです。

工藤建設【1764】

神奈川地盤の中堅建設です。不動産、介護を第二、第三の柱に育成中です。同社は特段遮熱性舗装に関する事業を手掛けているわけではありませんが、同タイミングで物色買いが向かっている事から関連銘柄としてチェックしておきましょう。

佐藤渡辺【1807】

旧渡辺組と旧佐藤道路が合併して出来た会社です。道路舗装工事の中堅に当たります。同社はヒートカットと呼ばれる製品を取り扱っている事から遮熱性舗装関連銘柄として物色されております。これは都市部のヒートアイランド現象対策として、車道及び歩道部のアスファルト舗装表面に遮熱性効果に優れた特殊塗料を塗布し、舗装表面及び舗装体の温度上昇を抑制させる事が可能になります。

NIPPO【1881】

JXホールディングス系の舗装大手になります。同社はパーフェクトクールという製品を扱っており、遮熱性舗装関連銘柄として注目です。このパーフェクトクールを使用する事により路面温度の上昇を10度以上抑制できる事に加え、舗装の寿命が約2倍に向上する事から需要増加に期待がかかります。