自動運転関連銘柄とは

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自動運転とは、「認知・判断・操作」というドライバーが行っている運転機能を機械に任せるというものです。そのシステムを実現するには、100年以上も続いた自動車産業の積み上げ技術だけでは成り立りません。その為、コンピュータや各種センサーなど新しい技術が必要となります。

自動運転関連銘柄とはこのコンピューターや各種センサーなどの新しい技術を保有している上場企業の事を指します。

自動運転関連銘柄がこれだけ注目される理由

自動運転がこれだけ注目される理由は何といっても実用化出来れば交通事故が全世界でゼロに出来る事でしょう。

また自動運転によって、交通渋滞の解消や、交通事故の減少、排気ガス問題などの環境改善、自分で車を運転する事が困難な高齢者や障害者の移動の支援など、自動運転車を利用する人にとってのメリットも数多くあります。

自動運転を開発する企業にとっても、マーケットが拡大する事で、大きな経済効果も期待する事ができ、自動運転関連銘柄への投資を行う投資家の注目を集めるには充分と言える好材料をたくさん秘めております。

これらの事から自動運転関連銘柄が注目を集めている理由となっていると言えるでしょう。

国も実用化に向けて動き出す

『政府は自動運転車は道路交通法や車両法などの規制を見直し、17年までに運転手の操作がほぼ不要な車の公道での実証を可能にする。20年の東京五輪では選手村や会場がある東京臨海部と成田空港の間を、無人のバスやタクシーが高速道路を使って走行できるようにする。』

※日経電子版より抜粋

自動運転関連銘柄は材料が豊富

自動運転は、上記の通り現在進行形で開発や検証が行われている技術となる為、関連企業のIR情報による新たな技術開発の発表や大手企業との資本提携、パートナー企業との連携などの発表が自動運転関連銘柄には出やすく、これは株価にとっては大きな材料となりやすいです。

これまでの株価推移から株価上昇の要因を分析してみると大きく値を伸ばしたりストップ高をつけている背景には大きな材料や提携等があります。

こういった株価を急騰させる材料が豊富にある事や出やすい事は個人投資家にとっては大きいと言えるでしょう。

自動運転関連銘柄の市場規模

市場規模は20兆円以上

現在、自動運転関連市場は5000億円規模に留まっておりますが、オリンピック開催後10年を経た30年には20兆円規模の巨大市場が創出されるとの試算もあり、株式市場でも中長期かつ継続的に話題を提供する一大テーマに浮上する可能性が高いと言われております。

その市場規模は巨大であり、完成車メーカーだけに限らずカーエレクトロニクス分野に展開する電子デバイスや素材など関連企業の裾野も極めて広く、また企業によっては大きな業績拡大が見込める事は魅力です。

自動運転関連銘柄

日本セラミック 【6929】

赤外線センサーで圧倒的シェアを有するのが同社です。物体の存在判別や距離測定を行う車載用超音波センサーを手掛けており、自動運転分野で商機をものにする非常に高いと言えます。

OKI 【6703】

ETCを活用して車両や歩行者の位置を検出する通信技術を開発、位置情報の精度を高める製品として18年度の投入を目指しており、今後の展開に期待がかかります。

クラリオン【6796】

自動運転において重要となるクラウドサービスを活用した車載情報の一環として、クラリオンが手がける「Smart Access」の今後の普及に期待大と言えます。その理由としてGoogleが提供するGoogle 音声検索、Google Placesの機能の活用に関する契約がクラリオンとGoogleの間で結ばれているからです。自動運転の分野において世界をリードするGoogleとの契約は、今後もクラリオンが自動運転車関連銘柄として投資家から注目を集める好材料になり、買いを集めやすいでしょう。

パイオニア 【6773】

早くから自動運転分野の技術開発に取り組み、海外企業とも協業を図るなど展開力には定評のある会社です。また同社が発表した周囲を3次元で把握できる計測装置「3Dライダー」の開発は市場関係者の注目を集め、改めて同社の技術力の高さを証明しました。自動運転分野を深耕、海外企業とも協業を図るなど同テーマの関連銘柄最右翼として注目度が高い銘柄です。

アイサンテクノロジー【4667】

アイサンテクノロジーはZMPや名古屋大学と連携し、名古屋で自動運転の公道実証実験を今年度中にも実施すると発表した事で一気に注目を浴びた会社です。同社は自動運転や安全運転支援の研究開発に向けた、高精度地図などを提供しており「位置を正確に測る」技術を得意としており、特に車載型の移動式高精度3次元計測システムMMSは、走行しながら建物・道路の形状・標識・ガードレール・路面文字・マンホール等の道路周辺の3次元位置情報を、高精度で効率的に測定できるのが特徴。自動運転関連銘柄の本命ともいえる銘柄です。

べリサーブ【3724】

携帯電話・スマートフォンなどの通信分野、カーナビゲーションシステム等の高度道路交通システム(ITS)関連製品、デジタル家電や産業機器や医療機器、WEBシステムなどに使われるソフトウェアテスト、評価を第三者立場で実施する、第三者検証企業です。ITSやスマートフォンなどの普及によって、ハードウェアと通信の融合がますます進む中で、次々と新しい検証サービス需要が生まれており、同社も関連銘柄として物色されやすい銘柄と言えます。

ドーン【2303】

クラウド型GISサービス絡みの自動運転車関連銘柄と言えます。完全NET対応型の新世代GISミドルウェアと呼ばれる地理情報システム構築ソフト「ジオベース(GeoBase.NET)」をリソースとしたソフト受託開発を手がける企業です。また同社のクラウド型GISサービスとなる、「まちかど地図Pro」などが、自動運転・自動走行と連携されていく事が今後の期待として高く、注目度の高い銘柄と言えるでしょう。また同社はドローン関連でもある事から材料が豊富な銘柄と言えるでしょう。

JVCケンウッド【6632】

デンソー 【6902】のレーザーセンサと組み合わせた監視カメラシステムを構築している事から、自動運転車への採用が期待されております。レーザーセンサは人や動物などを高精度に見分ける事ができるだけでなく、対象物が移動した際に追いかけながら検知する事もできる為、自動運転には欠かせない機器となるでしょう。また自動運転の有力ベンチャーであるZMPに出資している事もプラス材料です。

モルフォ【3653】

デンソーと業務提携した事から一気に注目を集めた銘柄です。またデンソーとの提携によりサイドミラーのあった場所などにカメラを付け、ハンドルの左右に設けたモニター画面で後方の様子を見られる仕組みを開発する等、着実に実用化への技術を発達させている事から今後の好材料に期待です。