核酸医薬関連銘柄とは

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核酸医薬とはDNAやRNAを使った治療薬の事です。核酸医薬は病気に関わる遺伝子に直接作用する治療方法である事から今後への期待値が高く、各社研究に注力している分野です。

核酸医薬関連とは核酸医薬の開発に注力している会社や技術を保有している上場企業の事を指します。

核酸医薬関連銘柄の本命銘柄

 新日本化学【2395】

臨床試験、医療機関支援等も展開している前臨床試験受託の最大手の会社です。同社が設立し、経営を支援していた核酸医薬ベンチャー関連会社であるWaVeが製薬大手のファイザーと核酸医薬の共同研究開発契約を交わした事から関連銘柄の中でも注目度の高い銘柄と言えます。今後はWaVe社は売上高に応じたロイヤルティー収入が見込める事利点は大きく、今後に向けて期待大の銘柄と言えます。最低等資金が低く、値動きが軽い事からも材料が出た際の爆発力には魅力があり、同社が核酸医薬関連の本命銘柄と言えます。

核酸医薬関連銘柄

スリー・ディー・マトリックス【7777】

米国MITから取得した技術を応用した医療製品の開発に国内外で注力しているバイオベンチャーです。同社は2016年4月に国立がん研究センターと共同で出願していた新規核酸医薬技術について、骨肉腫の治療への応用に関する特許が米国で成立したと発表しております。臨床応用においてもこの特許技術が活かせる事からシナジー効果に期待でき、今後の展開には注目です。

オンコセラピー・サイエンス【4564】

大手製薬などと開発提携しているがん治療ワクチン創薬ベンチャーです。同社はがんペプチドワクチンや核酸医薬、低分子医薬などの研究開発に注力しており、今後に期待大の企業です。

リボミック【4591】

RNAを利用した分子標的薬を開発している東大発の創薬ベンチャーです。同社は核酸医薬に注力している会社の一つで、同社が研究開発を行っているアプタマー医薬は他の核酸医薬とは異なり、細胞内に導入する必要が無いので非常に効率的である事から今後の研究結果の進展に期待したいです。

アンジェスMG【4563】

大阪大医学部、森下竜一教授が創業した創薬ベンチャーです。同社は現在NF-kBデコイオリゴ核酸を開発中です。この核酸医薬によりアトピー性皮膚炎や椎間板性腰痛症の治療がより効率的かつ副作用が少なく行えるようになる事から今後の進展に期待です。

ナノキャリア【4571】

がん領域に特化した創薬ベンチャーです。同社が開発した核酸医薬デリバリー技術を使った新薬候補が米国で特許査定を受けた事もあり、将来性の大きい銘柄と言えます。また技術開発力はありますが、資金が無い為大手製薬会社などと提携、もしくはM&Aにより買収される思惑もあり関連銘柄の中でも目が離せない銘柄と言えるでしょう。

ジーンテクノサイエンス【4584】

創薬会社と共同で抗がん剤副作用の治療薬などのバイオ後発薬を開発している北大発の創薬ベンチャーです。核酸医薬品製造技術を持つジーンデザインと核酸医薬品開発プラットフォームの事業化を目的とした共同事業契約を締結しております。

東レ【3402】

炭素世界首位の合繊最大手の会社です。2016年1月にバイオベンチャーのボナックが開発中の核酸医薬品候補について、国内で開発や製造販売する権利の取得を発表しており、関連銘柄としてチェックしておくべき銘柄と言えるでしょう。

核酸医薬関連銘柄のまとめ

日本では現状、核酸医薬の中の一種であるアプタマー医薬で1品目が2008年に市販化されました。しかしそれ以降は市販化されているのは無く、臨床開発段階のものがほとんどです。今後の製品化への期待や臨床試験の結果等が材料視され、関連銘柄が急騰する可能性が高いです。

しかし、一般投資家には理解しにくい部分が多く、中身が複雑な事や実用化に向けての課題も多い事からも物色が長く続かない可能性もあり、この点は注意しておく必要があるでしょう。