医療ビッグデータ関連銘柄とは

Medicine doctor hand working with modern computer interface as concept

医療ビッグデータとは医療分野に集める「ビッグデータ」の事を言います。このビッグデータを有効活用しようとする流れが官民であり、今注目を集めております。

医療に関するビッグデータを活かす事で今まで以上に利用者のニーズにあったサービスの提供、業務効率化、新産業の創出への期待が高まってくるでしょう。医療に関するデータは多種多様かつ多方面に散らばっている事からこれらを分析する事で医療費の削減や医療の質の向上につなげる事が可能となります。

医療ビッグデータ関連銘柄とは医療用のデータ管理システム等の開発等、医療ビッグデータに関わる事業を行っている上場企業の事を指します。

安倍首相の表明で一気に脚光を浴びる

「安倍晋三首相は12日の官民対話で、ビッグデータの活用を促すため、名前を明かさないことを条件に医療機関が持つ患者データを患者の同意なしに集められる仕組みづくりも表明した。健康診断の検査結果や手術後の経過といった情報を集め、患者の年齢や居住地によって分析。過剰な治療や検査を防ぎ、効率的な新薬の開発に役立てる。

今の改正個人情報保護法では、医療情報を患者の同意なしに集められない。政府は来年の通常国会に関連法案を提出。法改正し国の認定機関が医療目的でデータを使う場合に限り、同意がなくても収集できるようにする。大学や医師会が運営する機関がデータを集めると想定している。

個人に割り当てた番号で医療情報を管理する「医療番号制度」を使う。医療機関が別々に管理するデータをひも付けしやすいようにするためだ。2018年度から始める方針。当初は全国の2割に相当する2千の病院と2万の診療所からの収集を目指す。」

※日経新聞より引用

医療費の増大は国が抱える大きな問題と言え、今後も医療費削減の為に政策、法改正を行ってくる可能性が高い事からも医療ビッグデータは長いテーマとなると見ております。

医療ビッグデータの市場規模

市場調査・コンサルティング会社のシードプランニングによりますと、2014年に80億だった市場が2020年には167億円になるとの見通しを出しております。市場規模自体は大きくはありませんが、逆に言うと大手が参入してきにくい市場である事から中小企業が活躍しやすい市場と言えます。関連銘柄を見ても、分かる通り時価総額が小さく企業が多く、業績への寄与度も大きく今後大化けする可能性を秘めております。

医療ビッグデータ関連銘柄の本命銘柄

日本システム技術【4323】

独立系のシステム開発会社です。ソフト開発、パッケージ、システム販売、医療ビッグデータの4つを主力としております。同社はJMICSという医療ビッグデータの活用とICTの融合による保険事業改革を手助けするシステムを提供しており自治体や健康保険組合などを筆頭に多くの実績を持っております。加えて時価総額が小さく、値動きが軽い事からも材料が出た際には真っ先に買いが向かう事かもら同社が医療ビッグデータ関連銘柄の本命銘柄と言えるでしょう。

医療ビッグデータ関連銘柄

ケアネット【2150】

医師向け情報サイトを通じて製薬の営業支援を行っている会社です。同社も医師向けの情報を扱っている事から関連銘柄として買いが向かいやすい銘柄と言えます。また2016年3月31日には杏林舎、Miewと医療、学術分野において業務提携を発表しております。同社が持つメディア運営に関する知見や杏林舎、Miewが持つ医師、医師従事者に有益なサービスの創出を目指す為の提携としており、今後の動きには注目です。

メドピア【6095】

医師向け情報サイトを運営、また人材紹介会社へ医師の求職者情報も提供している会社です。同社は医師集合知サービス等も手掛けている事から医療ビッグデータ関連銘柄として買いが向かいやすく、関連銘柄の中でも注目度の高い銘柄と言えるでしょう。

ファインデックス【3649】

愛媛を本拠地とした医療システム会社です。病院、診療所向けの医療用データ管理システム「クライオ」が主力の会社です。同社の医療システムは大学病院からクリニックまで幅広い対象に開発されており、今後も利用者の拡大が期待されます。業績も高成長を維持しており、中長期の保有に向いている銘柄と言えるでしょう。

メディカル・データ・ビジョン【3902】

医療機関、製薬向けに医療、医薬品データのネットワーク化と利用、活用の両サービスを提供している会社です。同社も医療ビッグデータ関連として知名度が高く、値動きが軽い事から人気化しやすく、本命に次ぐ要注目銘柄と言えます。

テクマトリックス【3762】

情報インフラ構築とアプリ開発が柱の会社です。医療、コールセンター等クラウドに実績があります。4月11日に医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」の提供を開始しております。このサービスではIT技術を活かし画像などの医療情報を安全に保管・活用・共有する事が出来、今後の需要拡大に期待が集まります。