人工知能関連銘柄とは?

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人工知能とはコンピューターに知的な活動をさせる事を目的とする研究と技術の事です。

人工知能が対象とする課題は常に変化し、その時代のコンピューターの能力限界ぎりぎりに設定されてきました。例えば、チェスなどのゲームにおける勝利、複雑なパターンの認識、目的を達するための一連の行動のプランニング、自然言語の解釈や翻訳、ロボットなど機械の知的な行動、株式や天気のような複雑な現象の予想、人間が行う知的推論と背後の知識データベースの構築、脳における認知の研究とその人工的な実現、などが挙げられます。

人口知能関連銘柄はテーマ株であり、人工知能に関連するテクノロジーを有し、人工知能の開発を手がける企業や人工知能を搭載したロボットや自動運転車などの各種人工知能関連製品の製造に携わる企業、人工知能システムを利用したサービスを提供する企業等で上場している企業になります。

将来性の高い分野なだけに今後も注目され続ける事は間違いないでしょう。

人工知能関連銘柄が何故注目されるのか?

コンピューターの性能が劇的な進歩と機械学習などの技術の進歩によって、特徴量の抽出が可能になり、特徴量個人の検索データ、行動データを蓄積し、そのデータを使って最適な作業を機械で出来る事が増えました。

さらに、テクノロジーの進化により自分で考えて話す事ができるPepperやパーソナルアシスタントSiri、Google Now等がビジネスシーンで活躍する場が増えてきた事は皆さんもご存知の通りです。

上記の通りビジネスシーンで使える事が出来る程、知能技術が進化した事やIT革命により情報量が爆発的に増えた事が急速に発展した背景として挙げられるでしょう。

世界的な大企業が続々と人工知能事業に参入

IBM Watson

IBMは長年人工知能の研究に取り組んでおり、1997年にチェスで世界チャンピオンを破る等の実績を挙げています。Watsonは人間の自然な言葉を理解できるのが特徴で、人間の質問に対し、大量のデータの中から最適な回答を得ることを目的としています。

具体的には、投資先の選定アドバイスや医師の診断支援などへの応用が期待されています。実際に、2011年にはアメリカのクイズ番組に出場し、チャンピオンに勝ってしまいました。さらに、日本では三井住友銀行がコールセンター業務へと導入する計画になっており今後の普及拡大に期待がかかります。

Facebook

Facebookは人工知能の活用に力を入れている会社の一つです。Facebookでは雑多な情報がユーザーの画面に現れてしまう為、ユーザーの興味に合致した最適な情報を自動的に取捨選択する事を狙いとしています。

2015年には動画や文章の内容・文脈を認識する人工知能プログラムの発表が行われました。アイススケートとアイスホッケーのように似通った見栄えの動画であっても、この人工知能プログラムは正しく判別する事が可能です。

人工知能関連銘柄

ブレインパッド 【3655】

企業データの分析結果を販促に活用するという「データマイニング」に強みを持っております。また同社は関連ソフトの開発や販売も行っており、求人情報サイトを運営する企業と共同で、人工知能を使って企業の採用活動を支援する技術を開発している事も要注目。

UBIC 【2158】

法的紛争や訴訟の際に、証拠保全を目的とした電子データ収集、分析を行うコンピュータ解析事業を主力としております。UBIC独自の人工知能は「バーチャルデータサイエンティスト」と名付けられており、この人工知能が搭載された「Lit i View」は、機密文書の情報漏洩を防ぐ次世代のサービスとして今後の更なる発展に期待です。

角川ドワンゴ【9468】

同社は社内研究機関として、超人的AIの実現をめざす「人工知能研究所」を発足させております。

ロゼッタ【6182】

人工知能を利用した自動翻訳の研究・開発を手掛けている会社です。

テクノスジャパン【3666】

関連会社のテクノスデータサイエンス・マーケティングが統計アルゴリズムを活用した人工知能製品である『scorobo』を販売しております。またソーシャルメディア分析の米国NetBase社と提携し、人工知能プラットフォーム構築を目指しております。

ホットリンク 【3680】

同社は、SNSやネット掲示板の投稿データを分析した結果を活用するクラウドサービスを展開している。また今後も引き続き、分散処理フレームワークを活用した機械学習や、ディープラーニングなどの人工知能技術を積極的に活用し新機能リリースを予定です。

ジグソー【3914】

人工知能制御によるIoTデータコントロール及び次世代ロボットデータコントロール等の研究開発等を手掛けております。IoT関連、フィンテック関連としても有名な銘柄であり、材料豊富です。

メタップス【6172】

metapsと呼ばれるサービスで、アプリの集客から分析、収益化までをワンストップで支援する開発者向けプラットフォームを手掛けております。そのサービスは人工知能を用いてユーザごとに最適な広告を配信し、広告収入の最大化を目指すものです。またオンライン決済サービス等も行っており、フィンテック関連としても有名な銘柄です。

日本ラッド【4736】

独立系のSIです。流通や車載などハードとソフトの組成技術に強みを持っております。5月27日に人工知能を活用した映像インデックスシステム「ブイアナライザー」β版をリリースする事を発表しており、関連銘柄として注目を集めております。このシステムにより防犯カメラの画像の分析や検索システムなどの業界で利用できる事を想定しており、今後の需要拡大は必死と言えるでしょう。

EG【6050】

SNS等の目視監視や運用支援が主力の会社です。2015年に世界トップクラスの画像認識の機械学習システムを持つ東京大学大学院原田研究室と同社が共同で開発したディープラーニングを活用した人口知能型画像認識システムを開発しております。また人工知能を活かし顔の輪郭や髪型などのビジュアルに合わせた商品やサービスを提案するマッチング機能を実現している事からも人工知能に注力している会社であり、関連銘柄の中でも注目度が高い銘柄と言えるでしょう。

シグマクシス【6088】

三菱商事系の新興コンサルです。戦略立案から業務改善、システム導入まで一貫サポート体制が特徴。2015年に自律学習型のIT運用管理自動化ソリューションを提供する米IPsoftと協業を開始しました。IPsoft社が提供する自律学習型IT運用管理自動化ソリューション「IPcenter」は人工知能を使ってITマネジメント業務を総合的に管理し、業務効率及び運営品質の向上を実現するというものです。

エイジア【2352】

ネット、メールを利用した販売支援パッケージソフトの開発、販売が柱の会社です。同社は人工知能型顧客の声分析エンジン等を手掛けているメタデータ株式会社と人工知能技術や自然言語形跡技術等を活用したマーケティングソリューションの共同研究、開発を目的として資本、業務提携を行っており、関連銘柄として要注目の銘柄と言えます。

リアルワールド【3691】

ポイントを軸にしたネット企業です。2017年1月26日に人工知能の画像認識分野の教師データ収集を本格始動する事を発表し、人工知能関連として注目を集めるようになりました。元々仮想通貨関連としても注目を集めていましたが、主要なテーマである人工知能関連にも入った事からも更に買いが向かいやすくなったと言えます。時価総額が小さい事からも人気化しやすく、一部ではテンバガー銘柄として特集されている銘柄なだけに2017年注目の銘柄と言えるでしょう。

データセクション【3905】

ソーシャルビッグデータの処理、解析を手掛ける会社になります。ビッグデータ、日本データ取引所関連にも絡んでいる事から材料が豊富にあり、物色されやすい銘柄と言えるでしょう。同社は高度なAI画像認識技術を持っている事からも人工知能関連銘柄の中でも注目を集めている銘柄になります。また画像以外にも企業が保有する様々な業務データのAI解析を始めている事からも今後の展開に期待がかかります。

アスカネット【2438】

遺影写真のデジタル加工などのメモリアルデザインサービスが主力の会社です。空中結像技術AI小型プレート等も手掛けております。2017年2月3日にユニロボットと資本業務提携を結んだ事を発表しており、ここから人口知能関連銘柄として注目を集めるようになりました。会社側が人口知能、IoT等に力を入れていく事を表明しており、この提携により今後新たなビジネスの創出などにも期待がかかり注目しておくべき銘柄と言えるでしょう。