メディカルエクセレンスジャパン関連銘柄とは

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メディカルエクセレンスジャパンとは2011年に経済産業省の支援を受けて設立された一般社団法人になります。設立された目的としては日本の国際医療協力の一端を担う事業を行い、日本の医療に関するか国際相互理解の促進、日本及び海外の医療の発展、医療関連産業の健全な成長に寄与する事により、日本及び海外の人々の健康、福祉の向上に貢献する事としております。

2011年からは外国人患者の受け入れを支援するインバウンド事業を開始しております。

メディカルエクセレンスジャパン関連銘柄とはメディカルエクセレンスジャパンの正会員かつ上場している企業の事を指します。

注目のきっかけは日経新聞

2016年4月26日の日経新聞朝刊の一面にて

『政府や医療機器メーカーが連携し、2016年度中に中国で生活習慣病の治療を中心とした病院を開く。北京など10カ所で中規模病院を新設する。中国では糖尿病患者だけで1億人を超えるとみられるが、治療や予防を担う中核拠点が不足している。外資系の高度医療機関の招致を目指す中国政府と、中国を足場にアジア向け医療輸出を増やしたい日本側の狙いが一致した。

日本企業が主導する病院が中国で本格的にチェーン展開する初のケースとなる。内閣官房が中国当局との交渉を進めており、政府は成長戦略で掲げる「医療の国際展開」(総合2面きょうのことば)の目玉に位置づける。

医療機器や整水器を手掛ける日本トリムのほか、糖尿病の予防食開発などで三菱商事などの大手企業も参画を検討する。福島県立医大の中山昌明教授など生活習慣病関連の専門医チームが加わる。日本トリムが26日に事業計画を発表する。

医療チェーンは日本トリムが中国のコンサルタント企業と組んで設立した合弁会社が運営。当初の出資金は3億円超で、日本トリムが40%を出資する。日本の政府系金融機関も融資を検討する。

来年初めに16億円を投じ、北京市内に200床規模のベッド数を持つ病院を設立する。人工透析用のベッドを50~100床程度備える予定で、1日400人の外来を見込む。透析以外の一般治療も手掛ける。

5~7年かけて上海や大連など中国国内に9拠点を設ける。各病院では食事指導や患者予備軍の予防も担う。10病院で年間500億円ほどの売り上げを見込む。

各病院では指導役となる医師や看護師に日本人が就く。政府の健康・医療戦略推進本部や、官民の医療輸出を支援する「メディカル・エクセレンス・ジャパン」が全国の病院と調整し、指導スタッフを送る。』

※日経新聞より引用

メディカルエクセレンスジャパン関連銘柄の本命銘柄

 日本トリム【6788】

電解還元整水器で首位の会社です。上記の通り、同社は中国のコンサルタント企業と組んで合弁会社を設立しており、この会社が医療チェーンを運営する事になり、同社が最も恩恵を大きく受ける会社と言えるでしょう。またこの合弁会社の40%を同社が出資する予定となっております。今回の材料で真っ先に買いが向かったのも同社である事からも同社がメディカルエクセレンスジャパン関連銘柄の本命銘柄と言えるでしょう。

メディカルエクセレンスジャパン関連銘柄

日本エマージェンシーアシスタンス【6063】

海外渡航者に病院手配等行う医療アシスタンス事業を主力としている会社です。同社は医療ツーリング関連銘柄としても知名度の高い銘柄です。2015年9月4日に「医療渡航支援企業」の認証審査に合格し、認証機関であるメディカルエクセレンスジャパンより正認証を国内で初めて受けた企業であり、関連銘柄の中でも注目度の高い銘柄と言えるでしょう。

テラ【2191】

医療機関にがん免疫療法のノウハウを提供している東大医科研発のベンチャー企業になります。同社はメディカルエクセレンスジャパンの正会員として名を連ねている事から関連銘柄として注目です。時価総額も小さく値動きが軽い点も魅力と言えます。

シップヘルスケアHD【3360】

医療機器や設備を一括販売している会社です。また調剤薬局や介護付き有料老人ホームを兼営している会社です。同社もメディカルエクセレンスジャパンの正会員です。業績も右肩上がりな事から関連銘柄としてチェックしておくべき銘柄と言えるでしょう。

サイバーダイン【7779】

ロボットスーツ「HAL」を開発した筑波大発のベンチャー企業です。同社もメディカルエクセレンスジャパンの正会員です。ロボット関連として知名度の高い銘柄なだけに買いを集めやすく、また材料が豊富な事も見逃せません。時価総額が大きい事から中長期の保有に向いている銘柄と言えるでしょう。

メディカルエクセレンスジャパン関連銘柄のまとめ

日本企業が主導する病院が中国で本格的にチェーン展開する事は日本にとっては非常に大きい出来事だと言えます。政府が掲げる医療の国際展開の第一歩を踏み出せた事に加え、このチェーン展開が成功すれば人口が多いほかのアジア諸国にも展開が可能となるからです。

中国をはじめ生活習慣病対策のニーズはアジア諸国で高く、日本の医療技術の高さを求める国は多いでしょう。

また日本の医療技術の高さが海外でも認知されれば、外国からの渡航患者の日本の病院で受け入れる医療ツーリズムの拡大にも繋がり日本の成長に大きく貢献すると見ております。