ノロウイルス関連銘柄とは

かぜ1

ノロウイルスとは乳幼児から高齢者に至る幅広い年齢層に対して感染する恐れがる急性胃腸炎の病原ウイルスです。例年秋から春先にかけて流行するものになります。ノロウイルスの特徴は感染力が強く、感染した子供の世話や看病をした人が吐しゃ物等を介して二次感染するケースも多いです。また潜伏期間も24~48時間と短いのも特徴の一つです。

ノロウイルス関連銘柄とはノロウイルスのワクチンや検査キットを手掛けている上場企業になります。

ノロウイルスの損失額は6兆円

米国のジョンズホプキンス大学公衆衛生学の研究グループによる試算によりますと、ノロウイルスに感染する人の数が日本では年間100万人に上り、全世界では年間約7億人に達すると言われております。その医療費や仕事を休むなどの経済的な損失は世界で600億ドル(1ドル100円換算で6兆円)になるとの事です。

災害時の避難所などで流行

熊本、大分を襲った大地震ですが、この避難所でノロウイルスが検出されております。トイレが感染源になっている可能性が高いとの見方が強く、自治体の管理が行き届かない事や避難所のトイレの清掃が十分でなかったり、トイレと非難スペースを土足で行き来したりする事が原因と見られております。東日本大震災でも避難所でノロウイルスの感染が問題となった事からもその教訓が一部では活かせてはいるものの、今後も感染が拡大する恐れがあり注視しておく必要があるでしょう。

ノロウイルス関連銘柄の本命銘柄

攝津製油【2611】

日清オイリオグループの傘下で、食用油、洗剤の受託生産が主力の会社です。2015年11月に殺ノロウイルス組成物で特許取得を発表しており、関連銘柄の中でも特に注目度の高い銘柄と言えます。これはノロウイルスの感染価を1/1000以下にする結果を確認出来ており、今後需要が急増する可能性が高いです。またこの組成物を使ったノロウイルス消毒薬の年間生産量を従来の8倍に引き上げている事からも期待度は高いと言えるでしょう。同社は時価総額が小さく、値動きが軽い事からも材料が出た際には大きく上に動きやすい銘柄と言えます。また材料が出た際にも真っ先に買いが向かう事からも同社がノロウイルス関連銘柄の本命銘柄と言えるでしょう。

ノロウイルス関連銘柄

デンカ【4061】

三井系資本で発祥し、祖業であるカーバイドは国内首位のシェアを誇る会社です。同社の子会社にはデンカ生研があり、これがノロウイルスの検査試薬とワクチンを扱っております。ノロウイルスかどうかを約15分で検査診断できる「クイックナビ-ノロ2」の需要増加への期待から買いが向かいやすい銘柄と言えます。

栄研化学【4549】

臨床検査薬の大手です。同社もノロウイルスの検査キットを製造している事から関連銘柄として要注目の銘柄と言えます。また尿検査部門ではシスメックスと提携を発表しており、今後の動向に期待が掛かります。加えて鳥インフルエンザの検出用試薬の開発、製造、販売を手掛けている事からインフルエンザ関連銘柄としても注目です。

カイノス【4556】

臨床検査薬の中堅メーカーです。生化学、免疫血清学的検査用試薬に重点を置いております。同社もノロウイルスの簡易迅速な遺伝子検出試薬「スイフトジーンノロウイルスGⅠGⅡカイノス」を製造している事から関連銘柄としてチェックしておくべき銘柄と言えます。また同社は時価総額が小さく、値動きが軽い事から人気化しやすい銘柄と言えます。

東ソー【4042】

総合化学大手の一角を担う会社です。同社はノロウイルスRNA検出試薬を製造している事から関連銘柄として目が離せない銘柄と言えます。時価総額が大きく値動きが大きくはない銘柄ですので、中長期向けの保有がいいでしょう。

BML【4694】

臨床検査2位の会社で、生化学的検査に強みを持っている会社です。同社の子会社であるBMLフードサイエンスがノロウイルス検査サービスを手掛けている事に加えノロウイルスの高感度検出法の開発に力を入れている事から今後の動向には要注目でしょう。