ドライブレコーダー関連銘柄とは

car_drive_recorder

ドライブレコーダーとは映像、音声を記録する自動車用の車載装置の事です。車両に大きな衝撃が加わった前後十数秒の時刻、位置、前方映像、加速度、ウィンカー操作、ブレーキ操作等を記録する事が出来る事から運転特性を把握し、その反省を生かして安全運転に対する意識を向上させ、交通事故に遭う事を防止する事に役立てる事が出来ます。

ドライブレコーダー関連銘柄とはドライブレコーダーの製造や設置に関わっている上場企業の事を指します。

相次ぐ事故から設置義務化へ

相次ぐ長距離バスの事故を受けて、国土交通省は7日貸切バス事業者に対してドライブレコーダーによる映像の記録、保存を義務付ける方針を決めました。事故の原因分析に活かし、映像を活用した運転手への指導も義務化するとの事です。道路運送法の省令を改正し、数年以内に全車両に搭載を義務付けるとの事です。

直近では長野県軽井沢町のスキーバス事故が記憶に新しいと思いますが、国土交通省は2010年から中小のバス事業者を対象にドライブレコーダーの導入費用の一部を補助しておりますが、設置は貸切バスの約2割に留まると見られている。スキーバス事故を起こした車両には搭載されておらず、事故時の状況把握が困難だった事から今回の義務付けを決める大きな要因となったと言えます。

ドライブレコーダーのメリット

事故処理をスムーズに

最も大きなメリットと言えるでしょう。第三者の目撃情報が無い場合には自分の記憶や相手の出方次第で自分が負わなければならない過失の割合が大きく変わってくる可能性もあります。またスキーバス事故のように運転手を含む、乗客の多くが亡くなる様な事故ですと現場の解明に時間が掛かる事もあり、こういった問題を解決してくれるのは非常に大きいと言えるでしょう。

当たり屋対策に

当て逃げは警察にしてみれば重大事件では無い為、実質的には捜査して貰えません。しかし、ドライブレコーダーの中には駐車監視機能の付いた機種もあり、当て逃げ犯の特定に強い効力を発揮します。

安全運転の意識向上

ヒヤリとした瞬間の運転を客観的に見る事で、自分の悪い運転特性を把握する事が出来、安全運転への意識を向上させる事が出来ます。

ドライブレコーダーのデメリット

自分によって不利な映像も残る

ドライブレコーダはありのままの事故状況を記録しますので、必ずしも自分に有利な映像ばかりが残るわけではありません。

ドライブレコーダー関連銘柄の本命銘柄

AKIBAHD【6840】

増設メモリと用途別メモリモジュール、フラッシュメモリ販売が主力の会社です。同社のグループ会社であるアドテックがドライブレコーダーが製造を手掛けている事から関連銘柄として注目度の高い銘柄と言えます。同社は時価総額が小さく、値動きが軽い事から短期資金が向かいやすく、材料が出た際にも真っ先に買いが向かう事から同社がドライブレコーダー関連銘柄の本命銘柄と言えるでしょう。

ドライブレコーダー関連銘柄

OKI【6703】

ATMなどの情報通信システム、プリンタ、EMSが主力の会社です。同社のグループ会社であるOKIアドバンストコミュニケーションズがドライブレコーダーの組み込む制御システムを開発しており、関連銘柄として目が離せない銘柄と言えるでしょう。

ザイン【6769】

自社ブランドの集積回路を開発しているファブレス半導体企業です。同社もドライブレコーダーの製造を手掛けており、解像度もフルHDに対応している事からも事故や事件に遭遇した際の証拠能力が高く、今後の需要増に期待大の銘柄と言えます。

クラリオン【6796】

日立製作所傘下でカーエレクトロニクス製造の専業会社です。車載カメラに注力中です。業務用のドライブレコーダーを手掛けている事から関連銘柄として物色されやすい銘柄です。また同社は自動運転関連としても認知度が高く、業績が好調な事からも買いやすい銘柄と言えるでしょう。

サンケン電気【6707】

独立系パワー半導体の大手企業です。同社はドライブレコーダーに使われるLSI(大規模集積回路)を製造しており特需の恩恵を大きく受ける銘柄です。

堀場製作所【6856】

エンジン計測器で世界市場8割を占有している独立系の分析機器大手の会社です。同社も二輪車用、四輪者用のドライブレコーダーを製造しており、関連銘柄として注目の銘柄と言えるでしょう。

テクノホライゾン【6629】

タイテック、エルモ等を参加に収める持ち株会社になります。光学事業、電子事業を展開しており、オプト・エレクトロニクス技術とマーケティング力に強みを持ちます。同社はドライブレコーダーを製造、販売している事からドライブレコーダ関連銘柄として注目しておくべき銘柄と言えるでしょう。時価総額が小さく、貸借銘柄である事からも短期資金が向かいやすく、短期急騰が起き易い銘柄です。

TBグループ【6775】

デジタルサイネージ、LED表示機等を展開するLED&ECO事業、レジ、POSシステム等を展開するSA機器事業等を手掛けている会社になります。同社はドライブレコーダーのデジタル式運行記録計を手掛けており、ここから関連銘柄として買いを集めております。時価総額が小さく、低位株な事から買いを集めやすいと見てます。

DMP【3652】

IPコアライセンス事業、LSI事業等を展開している会社になります。グラフィックスプロセッサの開発、販売等を手掛けております。同社は2017年5月26日に住友三井オートサービスの提供するドライブレコーダー動画の自動解析サービスに同社の画像分類ソフトウェアが採用された事を発表しております。この事からドライブレコーダー関連として物色される可能性が高く、注目しておきたい銘柄になります。

カーメイト【7297】

カー用品の総合メーカーになります。アウトドア、レジャー、スポーツ用品、介護関連事業等も手掛けております。同社は360度撮影する事が出来るドライブカメラ「ダクション360」を手掛けている事からドライブレコーダー関連銘柄として大きく注目を集めている銘柄になります。商品が売れれば当然業績は拡大する事に繋がり、ドライブレコーダーの普及で大きく恩恵を受ける銘柄と言えるでしょう。また時価総額が小さい事からも短期資金が入りやすく、ドライブレコーダー関連の中でも特に注目しておきたい銘柄です。

ドライブレコーダー関連のまとめ

貸切バスに搭載する事が義務付けられる為、関連銘柄には特需が発生し業績に大きな好影響を与える事は間違いないでしょう。しかし、関連銘柄を見てお分かりの通りほとんどが大企業の為、業績へのインパクトはそれほど大きくはならない可能性が高いと言えるでしょう。

また材料が出た際にも本命銘柄であるAKIBAHD【6840】のみ買いが向かう事からもテーマとしては、大きな人気があるとは言えないです。材料が出た際には本命銘柄の初動に乗る以外は控えた方が良いと言えるでしょう。