ゲノム編集関連銘柄とは

dna

ゲノム編集とは一言でまとめると生物の狙った遺伝子を自在に改変できる新しい技術の事を言います。これにより長い年月をかけて突然起こる遺伝子レベルでの突然変異を人口的に行う事が可能となります。

現在アメリカでは遺伝子組み換えに変わる新しい技術として、作物の開発が本格化しております。また日本では収穫量の多い米や養殖しやすいマグロへの品種改良が行われております。このゲノム編集を医療分野に活かす事が出来れば遺伝性の難病の治療などに繋がるとの期待から注目を集めております。

ゲノム編集関連銘柄とはゲノム編集に関わる事業を手掛けている上場企業の事を指します。

4月中に国が見解を発表する予定

『島尻安伊子科学技術相は19日の閣議後の記者会見で、「ゲノム編集」という手法で人の受精卵の遺伝子を改変する基礎研究について、4月中にも国の見解をまとめる方針を明らかにした。内閣府の有識者会合で研究上のルールを決める。』

※日経新聞より抜粋

ゲノム編集は人の受精卵を操作する事もあり、これが倫理面で問題があるとされており今後発表される国の見解をまとめる方針の内容は非常に注目されております。この結果次第では関連銘柄が一気に動意付く事も考えられ、関連銘柄の動向は常に監視しておく必要があるでしょう。

ゲノム編集関連銘柄の本命銘柄

 タカラバイオ【4974】

遺伝子研究用試薬や理化学機器販売が主力の会社です。同社は韓国の企業と連携してゲノム編集技術に関連する受託サービスを開始している事に加え米国ブロード研究所よりゲノム編集に関する特許ライセンスを持っており、同社がゲノム編集に力を入れているのが分かります。時価総額が大きい企業になりますが、材料が出た際には大きく値動きを見せる事や真っ先に買いが向かう事からも同社がゲノム編集関連銘柄の本命銘柄と言えるでしょう。

ゲノム編集関連銘柄

トランスジェニック【2342】

開発用マウス作成技術で優位性を持つバイオベンチャーです。同社ではベクターの設計からマウス作成までトータルサービスを提供する事が可能です。このサービスは遺伝子改変マウス作製にブレークスルーをもたらしたと言われており、今後の需要拡大に期待のかかる銘柄と言えるでしょう。

コスモ・バイオ【3386】

研究試薬、実験機器、臨床検査薬を販売しているバイオ専門商社です。同社はゲノム編集を行う為の様々なツールや受託サービスを提供しており、その中でもCRISPR/Casシステムは従来技術と比較して迅速かつ簡便と事から注目を集めております。

プレシジョン・システム・サイエンス【7707】

独自のDNA抽出技術を核に遺伝子解析、免疫測定など装置のOEMが主力の会社です。同社もゲノム編集関連銘柄として個人投資家に認知度の高い銘柄となっており、要注目の銘柄と言えるでしょう。

ジオネクスト【3777】

IT関連やビルメンテが主力の会社です。同社の子会社である遺伝子治療研究所が韓国でゲノム編集技術の研究を行うバイオ企業と共同研究を含む技術業務提携を行う事を2014年に発表しており、関連銘柄として注目しておく必要がある銘柄と言えるでしょう。