インバウンド関連銘柄に注目

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激増する訪日外国人数

日本政府観光局(JNTO)の統計データによりますと、2015年1-9月の訪日外客数は既に1448万人に上っており、2014年1年間の訪日外客数1340万人を既に上回っております。

日本政府は2020年までに「訪日外客数年間2000万人」の目標を掲げていますが、既に今年中にも達成しそうな勢いであり、今後、この政府目標を「3千万人超に引き上げると見られる」との報道も一部では出ております。

ちなみに、現在の日本の外国人観光客数は、これでも世界で22位アジアで7位にとどまっており、政府は「日本の潜在的魅力と経済規模を考えれば欧州並みの水準は可能だ」としています。

(参考:世界最大の観光客受入国はフランスで、年間8,370万人。アジアではトルコが最大で年間3,981万人です。)

インバウンド関連銘柄とは、訪日外国人数の伸びが大きく業績に反映される上場企業の事を指します。

その中には免税店、ホテル、外食チェーン等幅広い業種が対象になります。

インバウンド関連銘柄が物色されやすい時期

中国の春節

春節とは中国の旧暦の正月の事です。中華圏で最も重要とされる祝祭日と言われております。

中国の春節は毎年日付が若干ずれており、例年12月初め頃に政府から発表されます。ちなみに2016年の春節に伴う祝祭日は、2016/2/7-2/13です。

中国の国慶節

中国には日本でいう5月のゴールデンウィークはありません。8月のお盆の連休もありません。春節の次に来る大型連休が10月の国慶節です。このときも春節と同様約1週間の連休があります。

中国人によるインバウンド消費では、春節とこの国慶節がメインプロモーション期間となっており、当然のことながら、これに関連する銘柄の動向には注目が集まります。

相場の地合いにも勿論左右されますが、概ね一月ぐらい前に仕込むのがベストだと思います。

インバウンド関連銘柄

ラオックス【8202】

家電量販店ラオックスを経営している会社です。直近業績が急拡大しておりますが、背景は中国人観光客による免税品の大量購入している事が背景にあります。また同社は、新規出店戦略を加速されており業績はまだまだ拡大基調が続くでしょう。

シュッピン【3179】

カメラを主軸にプロ向け商材の中古品をネットと店舗経由で販売するが、店舗経由では免税販売が絶好調で、月次売上高は会社側想定を大きく上回る状況が続いております。また株主配分にも積極的な会社であり、これも株価を押し上げる大きな材料となるでしょう。

スターフライヤー【9206】

同社は北九州を拠点とする新興航空会社です。原油安、インバウンド需要の増加から業績は右肩上がりです。関西国際空港、成田空港等でLCC向け空港整備が加速している事もプラス材料と言えるでしょう。

日本ビューホテル【6097】

同社はシティホテル、リゾートホテル、エアポートホテル、遊園地などを展開しております。浅草ビューホテルが旗艦店舗です。浅草ビューホテルは、下町浅草エリアにある唯一の高層ホテルとなります。ホテルから、浅草花やしき、浅草寺、東京スカイツリーが一望出来る事から高い稼働率を維持しており、業績拡大余地は大きいと言えます。

ロイヤルホテル【9713】

同社は森トラストと資本・業務提携しており経営基盤を強化中です。大阪、京都では訪日外国人が急増しており、東京と比較するとホテル不足に悩まされております。これは同社の業績にはプラスの影響を与え、今後も高い業績成長率が期待出来ます。

共立メンテナンス【9616】

「ドーミーイン」ブランドを展開するホテルや社員寮等の管理運営を行っている会社です。訪日外国人数の増加でホテル事業が絶好調で推移しており、また海外展開にも積極的な事から訪日外国人の認知度は高い事も同社のホテルが利用される要因となっております。

ドンキホーテHD【7532】

中国人による爆買いの恩恵を大きく受けている企業です。深夜遅くまでやっている事や免税品の対象を拡大している事等からもまだまだ業績は拡大していくでしょう。

日本空港ビルディング【9706】

年間約6700万人が利用する東京国際(羽田)空港ターミナルビルの建設・管理運営会社です。2020年に東京五輪もある事や海外便の拡大から空港利用人数が増える続けるのは間違いないでしょう。また免税店事業にも本格参入した事も大きな材料と言えます。